Jマニアなぶろぐ

先日、人に頼みごとしたあと、ふと、出てきた言葉。

「お礼はいずれ精神的に。」

これは、パトレイバー２・ザ・ムービーで、後藤隊長が、松井刑事に無理なお願いをしたときに言ったセリフです。

今度おごるとか、代わりに労働力で返すとかじゃなくて、精神的に。
しかも。「いずれ」
のらりくらりしてる感じが出てて良いですよね。

お気に入りの迷ゼリフです。

一見ゆるいように見えて、締めるところはきちんと締めている。
後藤隊長は、憧れの上司像の一人ですね。

FFXIというゲームの中で、とあるNPCが話すセリフなのですが、とても気に入ってます。
中世の街並み、騎士団などがあり、エルヴァーン中心の国、サンドリア。
鉱山、工業で発展した、ヒュームとガルカが中心の国、バストゥーク。
水と緑が豊かで自然に囲まれた、タルタルとミスラ中心の国、ウィンダス。

そのウィンダスのミッションで、他国を巡るものがあり、そのミッションをうけている途中に出てくるセリフです。

Sola Jaab :
他の国に行ったら、ウィンダスがいちばんイイ国だってわかるにゃ。
食べ物はおいしいし、昼寝はオッケーだし、遅刻はあたりまえにゃ。
みーんな、ほどほどに手を抜いて生きてるにゃー。

いいですねえ。

改革だ競争だと、人一倍がんばってみても、他のみんなも人一倍がんばれば結局がんばり損でかわらないんですよね。
みんながほどほどに手を抜いて生きれば、これまた誰も勝てないかもしれないけど、手を抜いてる分、少し楽です。そういうほうがいいなぁ。とつくづく思います。

このカテゴリを作ってから、なかなか次の名（迷）セリフに出会えませんでしたが、ひさびさにいいのを見ました。


キャバママ 1 (1)
山田 圭子, 城戸口 静

また、キャバネタなマンガをチョイスしてみたのですが、これは、キャバ嬢シングルママと、そのママよりしっかりしてるところもある息子の二人を中心に、家族愛を描いたハートフルなマンガです。

だんなが事故で亡くなってしまい、どうしたらいいか悩み、ひとりさまよっていた主人公に手を差し伸べたキャバクラの店長。
すでにおなかの中にいた赤ちゃんのことを重荷に感じてしまっていた主人公にその店長が言います。

「子供は親を選べないって言うだろ？けどな、子供はちゃーんと親を選んでくるんだとさ…。おまえを選んでくれた子に会いたくないか？」

とても重みのある言葉ですね、
そう言われたら「会いたい！」と思いますよねｗ

少し見方を変えるだけで考え方がガラリと変わります。
いいセリフだから、残しておきますｗ

部屋に積まれている雑誌を消化中です。

コンプエース vol.3 よろず一番へようこそ！

シャツをはだけた少年に、発情して襲いかかってしまったおねーさんのセリフ

「減らないから！ちょっとしか減らないからッ！」
「なに減らす気ですかーッ」

いいですね、「いいじゃん、減るもんじゃなし」とは違う言い回し。
新鮮でした。